千葉県議会 2019-12-01 令和元年12月定例会 発議案
昨年の「種子法」廃止に続く「種苗法」改正で、地域の農業を支えてきた優秀で安価に提供される品種が減り、大手種苗会社とグローバルアグリビジネスによる品種が席巻するならば、地域の食生活・食文化の衰退、ひいては地域社会そのものと日本の食文化そのものも衰えてしまいかねない。 「食」は人間の生活の根幹であり、また共有の権利でもある。
昨年の「種子法」廃止に続く「種苗法」改正で、地域の農業を支えてきた優秀で安価に提供される品種が減り、大手種苗会社とグローバルアグリビジネスによる品種が席巻するならば、地域の食生活・食文化の衰退、ひいては地域社会そのものと日本の食文化そのものも衰えてしまいかねない。 「食」は人間の生活の根幹であり、また共有の権利でもある。
国内の大手種苗会社は、そうした種子、種苗の安定供給に向け、種子生産に必要な採種地の確保や天候不順などのリスクヘッジのために海外に生産拠点を移し、国内の生産者に販売しております。海外で採取された種子の比率も現在九五%と極めて高くなってきているというふうに聞いております。
国内大手種苗会社は、安定供給に向け、種子生産に必要な広い採種地の確保や天候不順などのリスクヘッジのために海外に生産拠点を移し、その比率も95パーセントと極めて高いと聞いている。そこで、現在、県内の野菜生産に使われている種子の国内及び海外生産の割合について伺う。
また、カーネーションのミニティアラシリーズについては、北海道とのリレー栽培により、国内市場への周年出荷体制を確立するほか、本年一月にはオランダの大手種苗会社と種苗の利用契約を締結するなど、国内外における市場評価の一層の向上に向けた取り組みを強化したところであります。
中でも、「ミニティアラ」については、本年一月に、オランダの大手種苗会社と苗の生産・販売の許諾契約を交わしたところであり、今後、国内外での需要の拡大を期待しているところであります。
まだすぐ世界的な海外の大手種苗会社と具体的に試験栽培をするという契約までには至っていませんけれども、それに向けて具体的に進めている段階でございます。
ベルグアース株式会社の前身である山口園芸は、家庭菜園及び農家向けの野菜苗の生産から大手種苗会社や運輸会社との取引を経て、平成8年に有限会社化し、平成13年には研究開発部門、企画部門、販売部門をベルグアース株式会社に業務移譲しました。 その後、山口園芸は平成17年に株式会社へと組織変更され、現在では花、野菜苗の生産販売等の事業を行っています。
これまでの成果を見ますと、大学との共同研究は長期的視点に立った基礎的な研究が主になりますけれども、民間との共同研究では実用化に直結するものが多く、大手種苗会社と共同で育成したトマトの新品種は農家から御好評をいただいておりますし、飲料メーカーと共同開発した植物の病気を予防するコーヒーかす堆肥は農家への普及が今始まっておるところでございます。
それから、今回の凍霜害に関連してでございますが、転作面積が全体として拡大したことから種子の値段が高くなってるというお話を聞いてるかどうか、という御質問でございますが、野菜の種子価格につきましては、県内の大手種苗会社を通しまして価格の動向等を把握いたしておりますが、メロン、トマトなどの野菜の種子価格は、全般的に去年に比べますと二ないし三%上昇してございます。